紫外線って何か体に悪いイメージがあるけど、よく知らない。本当は結構危険なものだと知らないあなたへ、
肌のケアに関して欠かすことの出来ない紫外線の知識について知りたいと思いませんか?
~私の経歴~
東北大学大学院を主席合格(東北大生の中で偏差値80)
世界的に有名な研究室で尽力し国際学会で受賞
そんな私が調査した結果を紹介します。
紫外線とは

紫外線対策ってよく耳にするけど、そもそも紫外線とは何か知っている人は存外少ないと思います。なんとなく体に悪いというイメージしかない人が多いでしょう。
肌のケアのためには、紫外線対策は必須です。
そして、紫外線対策のためには、紫外線に関する知識が必要です。
1 紫外線とは
紫外線とは、光(電磁波)の一種です。
(科学的には光とは電磁波の一種に分類されます)。
太陽から地球に届く光の中で、
最も強い光というイメージを持ってください。
分光機器を用いて分析を行うような人でない限り、
これくらいの認識で大丈夫です。
ちなみに英語ではUltra Violet(UV:ウルトラバイオレット)といいます。UV対策と紫外線対策は同じ意味です。
紫外線が持っている特徴・性質は次のとおりです。
①DNAを損傷する
②暑さとは無関係「暑い日=紫外線が多い」は勘違い。
(暑さには主に赤外線が関与します)
③透過する性質がある。
一般的な窓ガラスは透過します。
④ビタミンD3を生成する
この知識は、美容・肌のケアに必須の知識です。
順番に説明します。
2 紫外線が体に悪い理由
紫外線が体に悪い理由は
①のDNAを損傷するためです。
DNAを損傷すると言われたら、何をイメージしますか?
おそらく放射能が最も一般的なイメージでしょう。
放射能とは電磁波の一種です。
紫外線も光(電磁波)の一種と先ほど説明しました。
つまり、強い電磁波は人間のDNAを損傷させるのです。
間違った知識を身に着けないように補足しますが
携帯などの電磁波やwifiでは、全くこの心配はないので気にしないでください。
放射能のレベルまでは行きませんが、
紫外線によって私達のDNAが損傷するため
「しみ」「しわ」「たるみ」「日焼け」「皮膚がん」「白内障」などが起きるのです。
紫外線対策のために、
②暑さと無関係 ③透過する性質 も知ってください。
「今日は曇っていて暑くない。」
「今日は涼しいから紫外線対策は必要ない」と思う人がいると思います。
また、外に出ていないから日焼けはしないと思っている人もいるでしょう。
その考えは間違っています。
紫外線は、暑さとは直接的には関係ありません。
紫外線は透過する性質があるため、雲や窓を透過します(多少は減少します)。
そのため、「曇りだから」や「家の中にいる」からといって紫外線対策が必要ないとは考えないでください。
紫外線の影響はありますので、気をつけてください。
一方、紫外線にもメリットはあります。
紫外線対策に気をつけすぎるのも体に悪いのです。
日光浴(紫外線)によるメリットを紹介します。
3 日光浴のメリット
日光浴によって紫外線を浴びると
人間はビタミンD3を生成します。
ビタミンDはホルモンの一種で、その働きは次の通りです。
・カルシムの合成に必要
・免疫システムを保つ
・記憶力と意志力アップ
そのため、日光を全く浴びない人は
うつ病や不健康的な見た目になってしまいます。
また、日光浴は人体の体内時計を戻す働きがあるので
夜ふかしや時差ボケで体内時計がくるってしまった人は
日光浴が効果的です。
昼間に寝てしまうのをぐっとこらえて、
日光浴するのがオススメです。
こう聞くと、
紫外線を浴びたほうがいいのか悪いのか
分かりなくなりますよね。。。。
安心してください。
人間に必要な量のビタミンD3を
生成するための日光浴の時間は明らかとなっています。
1日に必要な日光浴の時間は15分程度です。
日焼け止めを塗って 、食後に少し散歩に出る程度で十分です。
(日焼け止めで100%紫外線をカットは出来ないので
塗ってから外に出てください。
紫外線対策 日焼け止め

1日に15分程度の日光浴でいいとなると、
日頃からそれ以上外に出ている人は
紫外線を過剰に浴びていることになります。
これを防ぐためには
現在の科学では日焼け止めを使用するのが最適です。
そのため、日焼け止めについて説明します。
1 日焼け止めの原理
紫外線から日焼け止めが肌を守る原理は次の2つです。
- 光を反射する
- 光を吸収する
光を反射する物質には、主に酸化チタンや酸化亜鉛が使われています。肌に優しい白色の粒子です。
そのため、この粒子の含有量が多い日焼け止めほど、
白くて固形に近くなります。
この成分は、光によって消費されることはなく
肌についている限り日焼けを防いでくれるため
コストパフォーマンスが高いです。
・光で消費されない
・コストパフォーマンスが高い
・肌にやさしい
・白色固形
光を吸収する物質は、主にベンゾ〇〇という名称が一般的です。光が吸収する分子構造について知りたい方はコメント欄でご質問ください。
この成分は、透明で少量で紫外線防止効果があります。
そのため、白浮きしにくいメリットがありますがデメリットもあります。
・光で消費される
・人によってはアレルギー反応を起こす
・透明で白浮きしにくい
一つは人によってはアレルギー反応を起こすこと。
もう一つは吸収成分が消費されてしまうことです。
それでは、日焼け止めの種類について説明します。
2 日焼け止めの種類
日焼け止めは主にSPFとPAという指標で分類されます。
日焼け止めには、ほぼ必ず記載されていますが
よくわかりませんよね。
SPFはSun Protection Factorの略
直訳すると「太陽防止指標」といったところです。
UV-B(紫外線B)の防止効果を表す目安です。
UV-Bは紫外線を更に分類したときの名称で、
UV-Bはシミやソバカスを引き起こします。
SPFの数値が高いほど、日焼け止めの効果が高くなります。しかしSPF30以上は、日焼け防止効果にあまり 差は 無く
汗や皮脂で流れ落ちた日焼け止めを塗り直すほうが効果的です。
ちなみに
SPF20ならUV-Bを20分の1に、
SPF50ならUV-Bを50分の1にします。
高いSPFほど日焼け止めの成分が多いので、
肌に合わない可能性も高くなるので注意してください。
PAとは Protection Grade of UVAの略
直訳するとUV-A(紫外線A)の防止階級といったところです。
紫外線のUV-Aを防止する効果を表す指標です。
UV-Aは肌のシワや老化を引き起こします。
PA++++が最も防止効果が高く、
PA+が最も小さい防止効果です。
PA++程度で十分です。
こちらも、高いほど効果的というわけでなく
SPFは低くてもこまめに塗り直すほうが効果的です。
3 おすすめの日焼け止め
それでは、最後におすすめの日焼け止めの選び方を紹介します。
基本的に、日焼け止めは汗で流れ落ちてしまうので
防水用の流れにくいのがオススメです。
肌の悩みや、白塗りの伸びにくい日焼け止めへの抵抗感は
人それぞれです。
高い日焼け止めほど高いというわけではありません。
肌に悪影響を感じず、何度もつけ直すことに
抵抗のない日焼け止めを見つけるまで試してみましょう。
ちなみに私は次の2つを使い分けています。
iherbの方が単品では安いのですが、
Amazonよりも次の点は不便だなぁと思っています。
・この日焼け止めのような人気商品等は、よく在庫切れを起こす。
・送料が高い(4320円以上で無料)
・商品の到着までに時間がかかる
迷っている人は試してみてください。
まとめ
・ 紫外線は光(電磁波)の一種でDNAを損傷させる
・紫外線は雲や窓を透過する
・15分程度の日光浴は体にいい
・日焼け止めは、数値で選ぶよりも
こまめに塗り直すのが効果的
本日も読んでくれてありがとうございます。
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