先日、令和元年 エネルギー管理士の
合格発表が行われました。
エネルギー管理士合格にむけて勉強しているけど
出題範囲が広く、なかなか合格できないと悩むあなたへ
本記事では主に以下の内容を紹介します。
・参考書選びの考え方
・おすすめの参考書
・私のエネルギー管理士(熱)に向けて行なった勉強
・最小労力での合格
東北大学大学院を主席合格し(東北大生の中で偏差値80)
エネルギー管理士を一発合格した
私がおすすめの参考書を紹介します。
令和元年 エネルギー管理士
エネルギー管理士(熱)を受けた私の情報
【勉強を始めた時の実力】
過去問を解くと1~3割ぐらいの点数。。。
【勉強期間】
試験の約3ヶ月前から開始
途中でやる気が激減したので実働2ヶ月程度
1日の勉強時間:30分~3時間 平均1時間半
【使用した参考書の数】メイン1冊、サブ2冊
(後で紹介します)
【試験点数】
課目Ⅰ エネルギー総合管理及び法規 156/200 (78%)
課目Ⅱ 熱と流体の流れの基礎 159/200 (80%)
課目Ⅲ 燃料と燃焼 99/110 (90%)
課目Ⅳ 熱利用設備及びその管理 258/280 (92%)
(熱交換器・熱回収装置と蒸留~ガス化装置を選択)
【合格できた最大のポイント】
分からなくても諦めずにコツコツと勉強を続けたこと
【伝えたいこと】
こういった資格試験は地頭よりも、
参考書選びが合格確率と労力を大きく左右します。
参考書の必要性

まずはじめに、伝えたいことは
参考書は絶対に買いましょう。
特に過去問は必須です。
参考書は2000~3000円と高いことが多いですが、
何度も試験料を払うこと、交通費、試験の時間を考えると
圧倒的にコスパがいいからです。
ネットで検索すると
エネルギー管理士対策のサイトや動画はあります。
しかしながら、出題範囲の広いエネルギー管理士においては
あまりオススメできません。
出題範囲が広いため長期記憶が必要になるからです。
参考書をおすすめする理由は以下の通りです。
1.自分の気付きや暗記方法をメモできる。
2.ページをすすめることで達成感を得られ、
勉強が継続しやすい。
3.記載内容が空間的に記憶できる。
(燃焼反応については○ページくらいの真ん中くらいに
書いてたと勝手に記憶する
→記憶が相互に結びつき長期記憶につながる。
特に②と③は科学的に有効と証明されています。
参考書の選び方
参考書の選び方については
以前に紹介しています。
参考書選びのポイントは
「参考書を試験に持ち込めた場合、
100%合格できると思える参考書」です。
これを実感できない参考書で勉強しても、
合格できる気はしませんよね?
簡単すぎる参考書では、試験に応用するのが難しく
難解過ぎる参考書では、調べるのに時間がかかって
合格するのが難しいからです。
実際に書店で中身を見るのが一番ですが
大きな書店でないと、在庫がない場合が多いです。
しかし、今はネットで買えるので安心ですね。
自分の信頼できるレビューやブログの情報元から
おすすめの参考書を購入しましょう。
それでは、私がエネルギー管理士(熱)を
一発合格できた参考書について紹介します。
おすすめの参考書 3選
①「エネルギー管理士熱分野模範解答集
2019年版 電気書院」
おすすめ度「☆☆☆☆☆」
過去問は出題範囲や傾向を覚えるために絶対に必要です。
旅に出るのに地図があるかないかというくらい
難易度に差がでます。
私が考えるこの本の特徴については以下の通りです。
・過去10年分の過去問が記載
分厚くて取っつきにくいが、直近の3~5年間で充分
・出題されやすいポイントが分かる
・解答は問題に対してピンポイントで解説してるため
分かりやすい
・デメリットは、過去問と類似問題でなければ
本試験の問題は解くのが難しい
このデメリットを対策するために
エネルギー管理の知識について網羅的まとめられた
参考書が1冊購入しましょう。
②「エネルギー管理士試験「熱分野」直前整理〈2016年版〉」
「エネルギー管理士試験 熱分野 直前整理〈2017年版〉」
おすすめ度「☆☆☆☆」
直前整理と記載されている
問題の本質・要点を分かりやすく解説しています。
2014年から出版されていますが、
正直どれでもいいと思います。
どの年版でも合格点の6割を超える情報量があるからです。
この本よりも難しく説明されている参考書で
勉強する必要はないと思います。
もちろん、さらに本質まで理解するほうが
業務に役に立つのですが、
試験合格という目的には無駄な労力となるからです。
この本以上の知識はネットや、
物理や工学関連の書籍で勉強するほうがいいと思います。
私が考えるこの本の特徴については以下の通りです。
・問題を解くためのポイントがキレイにまとめられている
・試験問題を作成している団体の出版のため、信頼性○
・3編「燃料と燃焼」は、わかりにくい解説
・文章が多少分かりにくい(頭がいい人向け)
・式の導出方法は、あまり解説していない。
(ネットなどで勉強すればOK)
過去問を解いて、よく出るポイントを
この本で勉強すれば6割は十分に取れると思います。
おすすめ度「☆☆☆」
原理原則を簡単かつ分かりやすく説明しています。
私が考えるこの本の特徴については以下の通りです。
・初学者にオススメ (口語で書かれていて分かりやすい)
・特に「熱と流体の流れの基礎」の
イメージをつかむのに役に立つ
・練習問題の質は低く、本試験の対策には不向き
(過去問集と合わせて勉強するのが必須)
・値段の割には情報量が少ない
以上です。
お金に余裕があれば3冊の購入をおすすめします。
数年間に渡って試験料を払うよりコスパがいいと思います。
勉強は
基本的に過去問5年分を繰り返して解いて、
分からないところを2冊の参考書で勉強しましょう。
直前整理と合格テキストは、内容すべてを勉強する必要はないと思います。
大きな目標は、目標までの距離に心が折れやすいからです。ピンポイントで活用していきましょう。
全部を完璧に解こうとするため、
道半ばで勉強をやめてしまうのが、
試験に落ちる最大の理由です。
まとめ
・出題範囲が広いため、勉強はネットよりも参考書が○
・参考書選びが、合格までの労力・合格率を大きく左右
・参考書選びのポイントは
「参考書を試験に持ち込めた場合、
100%合格できると思える参考書
・過去問は絶対に必要
・全部の問題を完璧に解こうとしない。
本日も読んでいただきありがとうございました。
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