今回は、相手に悟られないように自分を好きにさせる方法について紹介します。
それは、その人の言葉・仕草をまねることです。
これをミラーリングと言います。
社会心理学者のアダム・ガリンスキーは次のような実験を行いました。
実験はレストランで行われ、ウエイトレスの行動を変えて客の反応を伺いました。
Aのウエイトレスは、お客からのオーダーを一言一句まねて復唱しました。
Bのウエイトレスは、お客からのオーダーを、少しだけアレンジして復唱しました
~結果~
Aのウエイトレスは、Bのウエイトレスよりも70%も
多くのチップを貰うことが出来ました。
つまり、お客さんの行動をまねることで
短時間のうちにBよりも高感度が上がったのです。
人は好きな人の仕草をまねる傾向があり、
自分を好きになってくれる人ほど好きになる性質があります。
(これを返報性の原理と言いますが、詳しくは別の記事で紹介しますね)
つまり、この性質を利用して
その人の行動をまねる
→「無意識の内に」相手は自分のことを好きなんだと錯覚する
→ その好意を相手に返すために、相手を好きになる。
といったロジックです。
わざとらしく、行動をまねると逆効果になってしまうので
さり気なく行いましょう。
たとえば
同じタイミングで飲み物を飲む
同じタイミングでスマホをいじる等ですね。
次のブログの記事は効率的な勉強方法について紹介しようかと思います。
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